三矢先生をご紹介いたします!
区民響とはすでに4度の親子コンサートでの共演でおなじみの三矢先生。このたび42,43回の定期演奏会でもご指導いただく事となりました。賛助会の皆様には初お目見えとなる先生をご紹介させていただきます。
三矢先生を一言で言うと、「はじける若さ!!」でしょうか。
実際にはとてもオトナな、ええ、私(Fl.O)などよりずーっと年上なのに、なんとまぁぴっちぴちのお肌!!雪のように白く、かつ張りのあるお肌をめぐって、演奏会後の打ち上げは女性団員が先生を取り囲み、お手入れ方法について質問の輪が十重二十重になるくらい。
指揮棒を握っても、お肌同様エネルギッシュかつとても楽しい比喩を交えて、わかりやすく指導してくださいます。おかげで、三矢先生が振る練習は笑いが絶えず・・・一部、笑いが止まらず練習に支障を来す場合もあったり・・・
今回、ベト4を演奏するにあたり、我々オケに課されたのは「はじける青春!!」というテーマでした。創立から20年を経て、団員も、演奏する音も落ち着きを増し、というか、落ち着きすぎてむしろいぶし銀の様相を呈してきたところ。技術的には多少安定してきた感がありますが、その分音楽を演奏することに対する新鮮な喜びや驚きを忘れてしまっていたのかもしれません。少なくとも意気込みだけは若返り、フレッシュさ溢れる演奏を目指したいと思います。
さてさて三矢先生はオーボエ奏者でもありまして、だからオーボエにとてもキビシイかというとそうではなく、・・・わりかし放置プレイです(笑)。弦楽器出身の指揮者は管楽器の息継ぎにあまり理解がなかったりして、「いやアンタそりゃ無理だろ、そのフレーズ一息ってちょっと!!(窒息)」ということが往々にしてありますが、三矢先生はそんなことはなく、下手でもいつも管楽器に優しく接してくださいます。ので、余計心苦しいときも・・・あっもしかしてオケ操縦の戦略なんですか先生っっ?!
そんな三矢先生は、呑んでも全く乱れません。次回演奏会ではぜひ!!酔ってもいないのに感動の涙が止まらないよな演奏をしてみせますぞ☆
【三矢先生より】
指揮者はお客様に顔を見せずに仕事をします。それでも本番前は身なりを整え、髪をセットし、女性の場合は入念に化粧をして臨みます。そして演奏終了後、化粧は汗で流れ、髪はぐしゃぐしゃになり、着崩れた姿でお客様にご挨拶したりなんかします。無駄じゃん!
いえいえ、実は本番中に、演奏者が鏡のように指揮者を映してくれているんです。演奏には指揮者の表情から心情から、全てが映し出されます。それで、今日も指揮者はせっせせっせと、少しでも映りが良くなるように鏡を磨くわけです。
もちろん、同時に自分も磨かねば、哀れな姿を映し出す事になってしまいますから、日々精進せねばなりません。お客様にはぜひ、演奏者の音楽を通して現われる、指揮者の姿をじっくりとご覧いただきたいと思っております。
さて、内側は日々の努力で磨かれる。では外側は?…せめて本番の日は、気合いで化粧をして舞台に立つとしましょう。(ちなみにお客様がご覧になれる”気合いの化粧姿”は、演奏会が始まった直後のご挨拶のときだけです。お見逃しなく!)
港北区民交響楽団機関紙「poco a poco」第37号(2008/5/17発行)より転載
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あはは、笑わせていただきました。団員の記事もシェフ(おれは女性形を知らないが)のコメントもウイットに富んでますねえ。おれがいつも思うのは、三矢センセってとなりに立つと意外と「ちっちゃい」んですよね。指揮台での立ち姿はじつに「大きい」んですけどね。「えっ、こんなに小柄だったんだ」ってしょっちゅう思いますよ。
投稿: さとう晋@cla. | 2008/05/18 20:36