ティルで大活躍(予定)のクラリネット
第45回定期演奏会まで、後2週間です。団員からのメッセージをお伝えしましょう。
【Cl. S】
この曲では木管楽器はすべてのパートが大活躍(それだけ難しい、イヤな所が多いってことですが)しますが大小あわせて4本のクラリネットも例外ではありません。
特に一番はじっこにいる「小クラリネット」はその甲高くすばしこい特徴から、主人公の悪戯好きで性悪な(決して奏者が、じゃないですよ、)キャラを表現する重責を担っています。
曲のあちこちに顔を出しますので、お楽しみに。
普通サイズのクラリネットは半ばすぎに鮮やかなアルペジオの連続する優雅なテーマを担当しますし、一番大きなバス・クラリネットは要所で「合いの手」をいれたり場面の転換時に大事なフレーズを任されます。
同じクラリネットとはいえ各々の特徴が遺憾なく発揮できる名曲だと言えるでしょう。リヒャルト・シュトラウス、ただものじゃありませんです。
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