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2011/01/10

指揮者インタビュー

残すところ1ヵ月に迫った第47回定期演奏会。今回棒を振って下さるのは、河上隆介先生です。当団とは初顔合わせとなるステージ。そこで、恒例となりました指揮者インタビュー、河上先生の素顔に迫ります。

1.指揮者になろうと思われたきっかけは?

きっかけは幼少期(4、5歳の頃)に見たN響アワーだったと思います。番組の内容などは記憶に無いのですが、指揮者が腕の動きや顔の表情で音楽を操る様子を見て幼いなりに衝撃を受けました。

2.指揮者になって良かったと思うことはありますか?

今は音楽を出来ること自体が幸せです!もともと音楽は大好きで音楽の道を目指そうという気持ちが強かったのですが、親の猛反対を受けて一度挫折してしまいました。

その後、一般大学を卒業してサラリーマン生活を続けていたのですが、ある方との出会いに触発され、胸の奥にしまっていた音楽への気持ちが沸々と燃えたぎってきて再び志すことを決心しました。

実はその方も脱サラをされて指揮者の道を歩まれています。

3.お好きな指揮者、作曲家、音楽家は?

作曲家では、特にチャイコフスキーやマーラーが好きです。中でも交響曲などドラマ性の強いものが好きですね。指揮者では、師匠でもある小林研一郎先生と広上淳一先生、そして音楽家としてあまりに凄過ぎると思うのは、レナード・バーンスタインです。

4.区民響に対する印象は?

良い意味でお一人お一人の個性が豊かだと思います。これまで共演したアマチュアオーケストラと比較させて頂いても、ご自分から積極的にアピールしようという姿勢が強いように感じます。

あとはオーケストラ全体として鳴りが良いという印象があります。もともと私自身が分厚い響きを好むこともありまして、このボリューム感は素晴らしい。好みのタイプかもしれません(笑)。

5.練習中に気をつけていること(心掛けていること)は?

ご出席頂いた皆さんに毎回の合奏をバランス良く楽しんでもらおうと思ってますが..。 私の拙さもあってこれがなかなか難しいです。

6.クラシック以外でお好きな音楽は?

実はサントラです(笑)。 僕はドラマ、特に刑事ものが好きで今も昔の刑事ドラマを見るためにCSと契約しています(笑)。昭和のドラマにはたくさんの名旋律が眠っていますよ(笑)。

7.ご自身の性格は?

自分では独善的だと思っています。(意外!と思われた方も多いのでは?)

8.休日の過ごし方は?

最近はあまりお休みが無いのですが、家で勉強したりして過ごしています。(休日まで勉強ですか...。)


9.最近感動したことは?

オペラの現場を見たことですね。僕自身これまであまりオペラと関わることは無かったのですが、マエストロ(広上淳一先生)の鞄持ちとして現場に同行したときに、バレエ、美術、演出家、舞台監督など様々な分野の人たちが一体となって作り上げていく過程を間近で見て感動してしまいました。

もちろん総合芸術といわれるものですから理屈ではその通りなのですが、実際の現場を見ることができたのは、本当に良い経験でした。

10.最後に47回定演に向けてひとことお願い致します。(聴き所など)

特にラロでは鈴木理恵子さんと区民響とのコラボレーションを、そして大好きなチャイコフスキーでは音のドラマを濃密に描いていきたいと思います。どうぞお楽しみに...。

一見、お坊ちゃま風(!)の河上先生ですが強い信念をお持ちの方とお見受けしました。先生とは47回定演一度きりのご縁ですが、先生の情熱を「熱演」に換えてお送りできたらと思います。

そしてサブメインの曲であるラロの「スペイン交響曲」。今回は練習でVn.ソロを代奏をしてくださった二人の団員にお話を頂きました。

コンチェルトのソロ弾きはどんな曲も大変ですが、この曲は楽章が五つもあるSymphonieです。

インペクが「また代奏して。指揮者にも言われてるから」・・・ で、一年半ほど前から研究はじめたのですが、各楽章に強烈な指回しを要求する箇所満載。えらく消耗することが判明。

Vn最年少のM嬢に「半分弾く?」「ハイ!!」で彼女には前半三楽章をお任せしました。

一・二・三楽章 其々に難所はいくつもあるのですが、とくに五楽章はヴァリエーションがこんがらかって、たいへん。とりあえず、2~5楽章は暗譜したのですが、飽和状態。
ソリストの鈴木理恵子さんは当たり前に、難なく弾かれていますが、こちらは懸命精一杯。スペインのリズムにフランス風の洒落を表現するのって、とても難しいですね。鈴木理恵子さんの容貌通りの清楚で柔和な演奏に接して、技量の違いを痛感します。

コンサートマスター F

一度はオケをバックに弾いてみたかっので、とても気持ちがよかったです。

最初、ラロの3楽章のテンポがむずかしいので、緊張してしまいました。でも、ラロは temperamentvoll(情熱的)で、オケと一体になって、フラメンコやスペインの情景に引き込まれるようでした。

ソリストにはとても大変な曲だとおもいます。特に5楽章にはスペインの全部がつまっていてテンポもむずかしい。最後まで疲れずに弾ききるのに驚きます。

ドイツの大学に行ったら、またどこかでソリストをやってみたいな。

Vn.M

Fさんはさすがコンマスと思わせるようなテクニックと表現力を、Mさんは高校生らしからぬ堂々とした素晴らしい演奏を披露してくださいました。お二人とも本当にお疲れ様でした。

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