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2012/01/02

ラフマニノフ2番の曲目解説

新年、あけましておめでとうございます。
本年も港北区民交響楽団を宜しくお願いします。

さて年末にシリーズでお届けした「ラフ2とかく戦えり」。
私たち区民響は、今月22日、この難曲に挑みます。

本日は、当日配布されるプログラムに掲載予定の曲目解説をお届けします。
(実はWeb Masterがこの曲の執筆担当なのです。以下の原稿を演奏会係に送付しましたが、厳粛な検閲の結果、この通り掲載されるとは限りませんので、予めご容赦願います。)

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ラフマニノフ/交響曲第2番ホ短調

ラフマニノフは1873年ロシアで生まれ、何よりも偉大なピアニストとして名を馳せた。一方作曲家としての彼は、20世紀初頭の音楽シーンにおいてしばしば「遅れてきたロマン派」と称される。確かに同時代のドビュッシーやバルトークらに比べると、作風に回顧的色合いが濃いと言えよう。チャイコフスキーを目標と仰いだ彼は、ピアノ曲に限らず交響曲にも力を入れた。しかし1897年に初演した第1交響曲は極めて不評で、彼が重いノイローゼに陥ってしまったことは有名である。

本日演奏する交響曲第2番は1907年の作品で、ある批評家が「ロシア抒情交響曲」と名付けたほど好評を博した。60分ほど掛かる大作であり、多様なメロディーに満ち溢れた作品であるため、区民響25年の歴史の中でも最難関に位置付けられる曲である。

ラフマニノフは作曲家としてとても謙虚であったため「好きなように短くしてくださいね」と指揮者に常々言っていたそうだが、本日は完全ノーカット版で演奏する。

第1楽章:凡そ5分に亘る陰鬱で長大な序奏の後、2拍子の主要部となる。ソナタ形式だが2つの主題以外にも様々なメロディーがあり、オケ的には最も難しい楽章と言える。

第2楽章:2拍子の威勢の良いスケルツォ。トロイカの疾走にもたとえられる。途中突如として始まる弦のフガート。ラフマニノフがフーガ風に書くことは大変珍しい。

第3楽章:とても美しい曲で、冒頭部はしばしばテレビCMにも使われる。クラリネットのむせび泣くようなソロは、聴く人の涙を誘う。

第4楽章:短い前奏の後、豪放な舞曲主題へと続く。トランペットに半音階を多用させるところが、20世紀の音楽であることを実感させる。既出の素材を活用しながら国民楽派にふさわしい堂々とした終止を行う。

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 こんなラフマニノフの2番が、何とあの横浜みなとみらいホールでただで聴けます!

 往復ハガキの往信に公演名・住所・氏名・電話番号・申込人数(1枚のハガキで2名まで)を記入し、返信の宛先にも住所・氏名を記入して、下記までご郵送ください。

 郵便番号222-0012 横浜市港北区富士塚2-5-19砂田方 港北区民交響楽団 事務局
 申込〆切:2012年1月5日(金)必着

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