オーケストラ体験教室

港北区役所主催の恒例行事『港北芸術祭　オーケストラ体験教室』が、今年も3月9日、港北公会堂で開催されました。

楽器の演奏を個人的に楽しんでいる人や、弦楽合奏団等比較的小規模な合奏を楽しんでいる人、あるいは、日頃吹奏楽団で合奏を楽しんでいる管楽器奏者の方が、一度は大規模なオーケストラで演奏してみたい、オーケストラにおける管楽器の緊張感や孤独感を味わってみたい（？）と言った欲求にお応えする（？）体験教室。

今年のお題は、ベートーヴェン『運命』の第4楽章（第3楽章の終盤含む）。

一般公募のため足りないパート（今回はファゴット、オーボエ、ホルン、打楽器の応募者がいませんでした）は区民響の団員が穴を埋めましたが、実はこの『運命』非常に有名な曲ですが港北区民交響楽団27年の歴史の中で、定演で扱ったのは1990年に一度だけ。ファミリーコンサート等で第1楽章や第4楽章の一部を演奏することは何度かありましたが、第4楽章をフルで演奏するのは久しぶりだったのではないでしょうか？

当日は午後1時からパート練習、セクション練習、午後3時過ぎからホールに集合し、マエストロ田部井先生による合奏指導。この練習は日常我々団員が受けている指導と、何ら変わるところはありませんでした。

そして午後4時半過ぎからは、ご家族やご友人が客席で見守る中で、今日の練習の成果を披露。真剣な眼差しでベートーヴェンの作品に取り組むことができました。