初挑戦!! ハイドンの交響曲
5月19日の定期演奏会で、ハイドンの「ロンドン」を演奏する。
港北区民響の長い歴史の中で、ハイドンを取り上げるのは今回初めてだという。100曲以上にも及ぶ交響曲を作曲したハイドンがこれまでプログラムに登場しなかったのは不思議と言えば不思議である。
その一番の理由は、作品の多くが小編成であること。管・打楽器の出番が少なく、弦楽器もプルト数を減らさなければならない。そしてもうひとつ、ハイドンの交響曲は耳に優しく、譜面も易しそうに見えるが、アマチュアの力量で聴かせるには大変難しいこと。これについては今回の練習で痛感しており、これまで暗黙の了解で避けて通ってきたのではと思う。
ここ数年、ハイドンの弦楽四重奏曲を演奏する機会が何度かあった。ハイドンの弦楽四重奏曲は、多彩でユーモア溢れる作品が多く、弾いていて楽しい。美しく深みのある緩徐楽章、心地よい速さで駆け抜けるフィナーレ、改めてハイドンの魅力に気づくことになった。
ある弦楽四重奏曲では、突然数小節、Vn IとVn IIにユニゾン(オクターブユニゾンではなく全く同じ!) のパッセージが現れ、そこだけ音程、リズムのずれが浮き彫りになる。これってもしかしたらハイドンの仕掛けた罠?「ほら、そこ合ってないよ!」というハイドンの声が聞こえてきそう・・。コワイことに合っていないのはきっとそこだけではないのだ。たとえピッタリ合ったとしても、譜面通りに弾いただけでは様にならず、何かプラスアルファが必要・・・ハイドンの難しいところだ。
今回交響曲「ロンドン」と出会えたのはとても嬉しいことである。
ご多聞に漏れず、譜面はさほど難しくないが、聴かせる演奏をするには大変難しく、音程・リズムのずれは致命傷となる。個性豊かな区民響メンバーが同じ奏法で音の長さ、音色を揃えるのは至難の技である。余裕をもって優雅に演奏したいところだが、つい速い楽章ともなると力が入ってぐちゃぐちゃになる。特に弦パートにとっては緻密なアンサンブルを勉強する良い機会かもしれない。
ハイドンは私にとってまだまだ未知の世界。港北区民響にとっても初めの一歩である。「驚愕」「時計」「軍隊」・・・と名曲は数多。爽やかなハイドンサウンドを聴かせられるオケに成長したいものである。
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入場整理券をお持ちの方、どうぞお忘れなくご来場ください。
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