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2015/01/11

第55回定演、曲目紹介「ポーランド」

1月31日の定演で演奏する曲目の紹介を、当日配布予定のプログラムより先行掲載します。

こんな曲を生で聴きたい方は、こちらからチラシを印刷し、2ページ目の「入場整理券」の欄に必要事項を記入した上で、当日ご持参ください。

入場無料ですので、お気軽にご来場ください。

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チャイコフスキー:交響曲第3番「ポーランド」

6曲あるチャイコフスキーの番号付きの交響曲の中で、後期の4,5,6番は皆さん良くご存知のクラシック界の大スターですが、初期の1,2,3番の知名度は「冬の日の幻想」「小ロシア」「ポーランド」の愛称にもかかわらず大きく引き離され、演奏会で聴く機会も多くありません。

成熟期への過渡的な曲として中途半端で 中性的、と評価されがちの3番の演奏機会はとりわけ少ないですが、代表作の「白鳥の湖」の作曲直前に完成されたこの曲には、至る所にチャイコフスキーらしい抒情的で親しみ易いメロディーが散りばめられ、弾く者、聴く者をうっとりとさせます。

通常より1楽章多い「5楽章形式」のこの交響曲には様々な踊りのリズムも使われ、バレエ音楽を聴いている時のように自然に身体が動きます。少々長めの曲ですが、本日皆様にこの元気の良いちょっと珍しい曲との出会いを楽しんで頂ければ望外の喜びです。

第1楽章 「序奏とアレグロ」 (ニ長調 4/4拍子)(約15分) "葬送行進曲のように”と書かれた暗い序奏で始まりますが、次第に速度を速めて明るい第1主題がオケ全体で演奏されます。続いてオーボエが優美に歌う第2主題が木管へ展開し、また明るい第1主題に戻って畳み掛けるように勢いよくこの楽章は終わります。

第2楽章 「アッラ・テデスカ(ドイツ風に)」 (変ロ長調/ト短調 3/4拍子)(約8分) フルートでゆったりと始まる三拍子の優雅なリズムを、踊りを想像しながらお聴き下さい。

第3楽章 「アンダンテ」(ヘ長調/ニ短調 3/4拍子)(約10分) 同じくフルートのデュエットで始まる物憂げな第1主題が終わると、弦楽器による第2主題が心に染み入る、最も美しい楽章です。

第4楽章 「スケルツォ」(ロ短調 2/4拍子)(約6分)短いフレーズが様々な楽器の間で次々とリレーされる軽妙な楽章ですが、技術的に難しい楽章です。

第5楽章「フィナーレ」(ニ長調 3/4拍子) (約9分) ポーランド舞曲のポラッカのリズムで書かれ、愛称「ポーランド」の由来となっています。弦楽器の力強い第一1主題、少し寂しげな第2主題、第一1主題を用いたフーガが展開した後、壮大なコーダが作る全曲のクライマックスをお楽しみください。

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