第55回定演、曲目紹介「ハフナー」
1月31日の定演で演奏する曲目の紹介を、当日配布予定のプログラムより先行掲載します。
こんな曲を生で聴きたい方は、こちらからチラシを印刷し、2ページ目の「入場整理券」の欄に必要事項を記入した上で、当日ご持参ください。
入場無料ですので、お気軽にご来場ください。
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モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
この曲は、1782年モーツァルトが26歳の頃、ザルツブルグの大富豪ハフナー家の祝賀会のために作ったセレナーデを後に交響曲形式にしたものと言われています。全体を通して祝典的な華やかさに溢れており、モーツァルトの数ある交響曲の中でも後の39番、40番、41番の3大交響曲と同様に高い人気を誇る曲です。
印象的な2オクターブの音の跳躍から曲は始まり、弦楽器の旋律が美しい2楽章、短い中にも堅実さと優雅さを合わせもった3楽章のメヌエットへと続きます。そして4楽章はプレスト(急速に)の指示通り、弦楽器のテンポの速い小さな音量のテーマに管楽器・打楽器が加わり、一気に音楽が高まり最終へ向かっていきます。
オーケストラが一糸乱れず音が駆け巡り旋律が流れていく様は思わずため息がもれる程の美しさですが、演奏する側に立てば、目指すところのあまりの高さにため息が出てしまうような曲でもあります。本日は暴走では なく(!)美しいプレストで演奏会の第1部を締めくくれますように…
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