30周年を迎えオーケストラの近況をパートからご紹介します/弦楽器編
みなさまご存知、大きな楽器のコントラバス。
舞台の左端もしくは右端、または中央後方に位置し、その低音で音楽を支える。
楽器の歴史をたどると、チェロまではれっきとしたヴァイオリン属であるのに対し、コントラバスはヴィオラ・ダ・ガンバ属の最低音域楽器であるヴィオローネが先祖に当たる。外見は似ているが違いは随所に。なかでも弦楽器ならではの「優雅さ」以前に体力勝負なのだ。練習における体力消費のおおよそ半分は「移動」。車であれば後部座席をつぶして担ぎ入れ、駐車場から練習場まで担ぎ歩き、さらにエレベータが無ければ階段を担ぎ昇り降り。電車移動はなをのこと、一大事なのである。
区民響においては、近年4~5人のパート員。したがって演奏会ではおおよそ半数をエキストラの方にお願いする。区民響のこれまでの歴史では、コントラバスパートが団員でひしめきあい音量豊かな時代があったそうだが、まだ再来はしていない。
舞台の左端もしくは右端、または中央後方に位置し、その低音で音楽を支える。
楽器の歴史をたどると、チェロまではれっきとしたヴァイオリン属であるのに対し、コントラバスはヴィオラ・ダ・ガンバ属の最低音域楽器であるヴィオローネが先祖に当たる。外見は似ているが違いは随所に。なかでも弦楽器ならではの「優雅さ」以前に体力勝負なのだ。練習における体力消費のおおよそ半分は「移動」。車であれば後部座席をつぶして担ぎ入れ、駐車場から練習場まで担ぎ歩き、さらにエレベータが無ければ階段を担ぎ昇り降り。電車移動はなをのこと、一大事なのである。
区民響においては、近年4~5人のパート員。したがって演奏会ではおおよそ半数をエキストラの方にお願いする。区民響のこれまでの歴史では、コントラバスパートが団員でひしめきあい音量豊かな時代があったそうだが、まだ再来はしていない。
チェロパートは、特有の団結力があり、よきメンバーに恵まれて活動しています。区民響発足当時は3名ほどで始まったということですが、現在は9名で活動しております。そのうちオーケストラ体験教室を経て入団したメンバーが半分ほどになります。エキストラを呼ぶことなく、自前のメンバーで演奏会に臨んでいるというのが、他の団にはない特徴と言えるでしょう。今後も持ち前の団結力で活動してまいります。よろしくお願いします。
ビオラは地味で一般の人にはなじみの薄い楽器である。一つの例として、ある年の夏休み親子コンサートの終わりに「やってみたいと思う楽器の前に集まって下さい」とやったが、ビオラには誰も来なかった。そもそも、子供にビオラの魅力が解ろうはずがないが・・
区民響のビオラ奏者は、ヴァイオリンから移って来た者、過去にピアノなどほかの楽器をやっていたがオケの中で演奏したくてビオラを始めた者などに分類される。筆者は前者である。大学オケでビオラの希望者が少なく、たまたまヴァイオリンとビオラの両方ができたため、無理矢理転向されられた記憶がある。しかし未だにビオラを続けているのは、それだけの魅力があるからだ。オーケストラの中に居ると他の楽器が良く聞こえる。そのためアンサンブルをより享受できる。なので、ビオラパートには音楽の楽しみ方を知っている者が多い。また、知楽家も多い。ビオラは大人の楽器、玄人好みの楽器である。
区民響のビオラ奏者は、ヴァイオリンから移って来た者、過去にピアノなどほかの楽器をやっていたがオケの中で演奏したくてビオラを始めた者などに分類される。筆者は前者である。大学オケでビオラの希望者が少なく、たまたまヴァイオリンとビオラの両方ができたため、無理矢理転向されられた記憶がある。しかし未だにビオラを続けているのは、それだけの魅力があるからだ。オーケストラの中に居ると他の楽器が良く聞こえる。そのためアンサンブルをより享受できる。なので、ビオラパートには音楽の楽しみ方を知っている者が多い。また、知楽家も多い。ビオラは大人の楽器、玄人好みの楽器である。
バイオリンです。オーケストラ一番の大所帯で旋律を受け持つことも多いことから、世間では「オーケストラの華」などと称されることもありますが、現実 はそんな華麗さとは程遠く…。演奏中は常に集団同一行動を求められ、休むことなく弾き続けなければならず、となれば、強い自己主張をせず、ひたすら練習に明け暮れる真面目な人が集まるのも自然な流れ?難しいパッセージの不揃いな演奏には、パート内不和か練習不足かと不審な眼差しを向けられかねませんが、大丈夫、生活環境も経歴も異なる老若男女総勢30名近くで日々頑張っています。個性や様々な差異はあって当然、そこをコンマスが統率し、練習を重ね、どこまで一つの音楽に作り上げていけるかが課題です。
ときに自らのパートの演奏のカオス状態に思わず失笑がもれることがあっても、それを自虐的に話題にしつつ練習に励む逞しさ。弾けない、弾けないと苦しみつつも何十年も続けてきた人が少なくないのは、きっとその苦労が自分だけのものではないことも、その中にある喜びも知っているから…
ときに自らのパートの演奏のカオス状態に思わず失笑がもれることがあっても、それを自虐的に話題にしつつ練習に励む逞しさ。弾けない、弾けないと苦しみつつも何十年も続けてきた人が少なくないのは、きっとその苦労が自分だけのものではないことも、その中にある喜びも知っているから…
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