松村先生へインタビュー!
第74回定期演奏会(2024/05/26)の指揮者は今回初登場の松村優吾先生です。そこで早速、
松村先生へインタビュー!
○音楽を始めたきっかけは
父が合唱の指揮者、母がピアノを教えていた影響で自分も少年合唱団で歌ったり、ピアノも習っていました。そのうちに自分も指揮者を目指すようになり、中学1年生の 夏くらいから和声を勉強し始めて、音楽科の高校に入りました。
○高校から指揮の勉強を?
高校には指揮科がなかったので作曲を学びました。音楽を俯瞰的に捉えることができて色々勉強できると思いまして。ただ、今思えば普通の高校生活もしてみたかったなとも思います。音楽科ですので、例えば体育祭の時も指を怪我しないように気を遣ったりとか、ドッジボールなどをする際も柔らかいボールを使ったりしていましたので (笑)。
○音大進学、卒業後は単身イタリアへ
音大では指揮科で学び、卒業後はイタリアで 7~8 年学びました。現地では練習を見学 させてもらったり、語学を学んだりしました。現在もロッシーニやドニゼッティなどイタリアのオペラを指揮することがメインですし、イタリア語を使う仕事がかなりのウェイトを占めています。オーケストラだけの曲はオペラのようにストーリーがないですが、そのぶん自分で納得する解釈をしていって、こうしたいと思った音楽を作るようにしています。
○今回のプログラムはドイツ作品ですが演奏会に向けてひとことお願いします
シューマンの交響曲はフレーズが長い曲ですので、それをどう表現していくかという部分が難しいところですが、テーマが一貫して最後まで使われているとか、楽章ごと終止線が無く進んでいく作風は斬新で聞いていて楽しいのではないかと思います。それに対してヒンデミットは不協和音が多いですが音はシンプルで分かり易いと思いますので、同じドイツでもロマン派音楽ど真ん中のシューマンとロマン派脱却を目指したヒンデミットのそれぞれの作風やキャラクターの違いをお楽しみいただけると思います。区民響のみなさんは、アンサンブルとしての精度は高いと思っていますので、より良い音楽を創るべく、本番まで試行錯誤していきたいと思います。
- 松村先生、ありがとうございました。本番までよろしくお願い致します! ―
演奏会は入場無料、事前申込制となりますので、teketのサイトから、お申し込みをお願いいたします(追加募集中)。お申し込みをお待ちしております‼️
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